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Mr. Tumbling Man

Aug 15
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ところが、「せっかく手塩にかけた技術者が、一定の水準まで育つと他社に引き抜かれてしまうんです」。技術をメシの種にする企業にとって、まさに生命線を断ち切られるようなものだった。
創業者の佐藤研一郎社長以下、経営陣は、日々悩み抜いたという。

そんなある日、佐藤社長を囲んで何人かで昼ご飯を食べながらミーティングをしていたら、だれからともなく「技術者を京女と結婚させれば」という案が出てきた。
京都の女性は地元への定着志向が極めて強い。地方出身男性の多くが、京都の女性との結婚を機に京都に定着している。佐藤社長も乗り気で、「よし、できるだけ魅力的な女性を社員に採用しよう」ということになった。
それ以来、同社は魅力的な女性社員を採り続けているという。「ローマンティック」はその一つの成果物、というわけだ。

京都の女性がアンカー(いかり)の役を果たして、人材をつなぎ止める──。この傾向は今も昔も連綿と続いているように思う。